乳腺から発生する癌|ステージ4でも治療はできる|癌は早めの治療が大切

ステージ4でも治療はできる|癌は早めの治療が大切

看護師

乳腺から発生する癌

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乳腺の癌の特徴と原因

乳房内部の乳腺の「上皮細胞」から発生する癌を「乳がん」と言います。乳がんは、女性特有の癌と思われている人が多いようですが、稀に男性が発症する場合もあります。乳腺は母乳を作る場所である「小葉」と、その母乳を運ぶ「乳管」に分かれています。乳がんの9割以上が、乳管から発生するとされています。癌の進行が乳管や小葉までで留まっている場合を「非浸潤がん」、乳管・小葉より外側まで進行している場合を「浸潤がん」と呼びます。乳房に、自身で触って確認できる「しこり」が現れた場合は、ほとんどが浸潤がんとされています。乳がんの発生原因は、女性ホルモンの一つである「エストロゲン」が深く関わっていると考えられています。高齢出産や肥満により、エストロゲンにさらされている期間が長い女性ほど、乳がん発症の可能性が高いとされています。

乳腺の癌の症状と治療法

乳がんの最も代表的な症状が、触って確認できる「しこり」の現れです。しこりの他には、乳頭からの出血や、乳頭に湿疹などが現れることもあります。乳がんは早期に治療を始めるほど治療効果も高まりますので、これらの症状が現れた場合には、早期に乳腺外科で検査を行うようにして下さい。乳がんの治療は、外科手術による癌細胞の切除が基本となります。早期がんの場合であれば、癌細胞のみを切除し可能な限り乳房を残す「乳房温存術」という手術が選択されます。手術後は放射線療法や化学療法、ホルモン療法などを併用して、微細な癌細胞を破壊し再発予防を図ります。乳がんの進行が重度の場合は、乳房ごと切除を行う「乳房切除術」が選択されます。